貴官の発言|keyframe card

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ウォーケン少佐に対し放った月詠の言葉を聞いて、挑発的発言は任務遂行の障害となる可能性があると警告する神宮司軍曹

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夕呼に頼り切りなことを指摘される武。死を振り撒く存在を前に恐怖を感じない超人とでも思っているのではないかと

世界中の誰にも忘れられようとも純夏は、純夏だけは憶えていてくれる。武は希望を抱きしめた

誰かと関わると武を認識できなくなるため、行く宛も無く腰をベンチに預ける。心身の疲労からか睡魔が急に襲ってきた

武の願いを聞き届けた夕呼は、先に病院への届け物を済ませてしまおうと出ていく

全てを諦め、今にも目の前からいなくなりそうな武を抱きしめる

子供が遊ぶ公園が夕暮れに染まる。世界の異物たる武以外の人たちは、そろそろ家路に着き始める頃だろう

武は純夏に「向こうの世界」でのことを語った。話はあの「XM3トライアル演習」のことに差し掛かっていた

最後の文化祭。フォークダンスはタケルちゃんと踊れてよかった。　タケルちゃんが白陵行くって言い出した。そんなの無理だよ～

日記の一つを手に取る武。純夏が日記を毎日つけていたのは知っていたが、読むのはこれが初めてだった

届け物を終えた夕呼が出てきた。純夏の容態を聞いてきたようだ

寂寞の眠りのなか温かさを感じて目覚めると、そこには拒絶して遠ざけたはずの幼馴染が、いつもの微笑みを湛えてそこにいた

落下した鉄骨が僅かでもずれていたら、純夏は即死だったという。