沙霧大尉の事は|keyframe card

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沙霧を救えなかったことに冥夜が心を痛めていないか心配する武

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授業を受ける純夏は至って平然としている。武の視線にも気付かないほど無関心。本当に昨日のことを憶えていないのだろう

純夏だけは大丈夫だと思っていたのに…。希望的に過ぎる願いを信じた己の浅はかさを悔いる武

BETAとの戦争、因果導体の原因排除。茨の道へ戻る決意をした武に、夕呼は愛車ランチア・ストラトスのアクセル全開で答えた

夕呼の推測を聞いて、あの公園で純夏が言いかけたのはこの日記のことだったのだとようやく気付いた武

「昨日、電話したんだよ…」純夏がそう声をかけてきて始まった昨日、武の誕生日のことも日記に書かれていた

武を因果導体にした原因を突き止め、それを排除したとき、真の意味で武は元の世界に帰還できる

今の武の半分はまりもから預かった夕呼の教え子である、だから勝手に死ぬなと言う夕呼

目の前でまりもを殺され、怖くなって逃げてきたら「こっちの世界」でも彼女は殺されてしまった

誰よりも大切な純夏までも世界は奪っていく。どれほど罰を受ければ許されるのだろうか…

再び武に拒絶された純夏。嫌われるようなことをしてしまったのか？事情を話してほしいと訴えかける

純夏の弾ける笑顔を愛おしむ武。また武の様子がいつもと異なることに純夏は気付いたが、その思考は闖入者によって霧散した

明けて翌朝、校内放送による学園長の弔辞を聞くことから一日が始まった