共に苦難を乗り越え|keyframe card

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思い出を作る者や、己を責務を果たす者たち

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何十年でも生き残って多くの人を護ってほしい、最後の最後に武の人としての強さを見せてくれればいいと、優しく諭すまりも

地を見つめたまま動かない武の背中から恩師の声がかかる。落ち着いたのかと。それに邪険に答える武

指示されたものの返事をするのがやっとの207隊員達

秘匿回線で流されるくぐもった声が、頭の奥底まで強制的に響く。全ての衛士が次善に処置されている後催眠暗示の発動トリガーだ

吹雪の音震センサーがアグレッサー部隊の１機が移動していることを感知した。武機と冥夜機の後ろに回り込もうとしている様子

武達の機体に搭載された概念実証型OSと、その量産試作型であるXM3との比較試験が演習の目的であると説明を始める神宮司軍曹

クーデター事件後の武は「特殊任務」に赴いていた体。数日ぶりの再会。彩峰も来たが千鶴と同じくいささか元気のない様子

祝辞は、先人達の想いを今を生きる者たちが受け継ぐこと、合力して為すべきを為す正しい道を歩んでほしいというものだった

祝辞の最後の言葉、「我が心は如何なる時もそなた達と共に在ります」は冥夜に向けられていたと武は感じた

世界を救った後、次はもっと面白い話を聞かせなさいと言う夕呼に、必ず全て終わらせて「この世界」に帰ってくると返す武

「前の世界」でもまりもちゃんに鍛え上げられたから今ここにいるんだと、そう明言はできないが、それでも伝えたい感謝の想い

今回の「元の世界」での滞在時間が15～18時間であることを伝える夕呼