司令室、鳴動|keyframe card

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緊張が奔る司令室

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落下した鉄骨が僅かでもずれていたら、純夏は即死だったという。

赤い世界は続く。誰かが遠くから尋ねてくる。何を聞きたいんだろう…？

事態を鑑みて授業は取り止めとなり、ひとり帰路に就く冥夜

闇に沈む部屋に響く音。今の武には来訪者が戸を叩く音すら恐ろしい

歩く屍と見紛うばかりに心が砕け散った武は、元の世界へ帰るためのピースを求め、辿り着いたのは彼女がいるこの場所

白銀家の朝の食卓。テレビから流れるニュースは、昨晩市内で起きた殺人事件を伝えていた

放課後の物理準備室を訪れた武。夕呼は意外な訪問者のただならぬ気配を感じ取っていた

言われてしまえば己の見苦しさを否定できず、論点の摩り替えに走り恥の上塗りをする武。まりもは友達だったのではないかと

真摯に向き合ってくれた神宮司先生に感謝を述べる。食事を終えて先生にお辞儀をする生徒。ごくありふれた光景だった

戸を叩いたのは冥夜。こんなオレに何の用だ…？

才有る者には皆期待する、期待された者はその信頼に応える責任と義務があると語る冥夜。武の心はさらにささくれ立つ

悪い流れは続くもの。戦場の只中に擱座した僚機を援護しようとした他の小隊長機もまた、突撃級の装甲殻の露と消えた