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脱兎
第15話「逃亡」
3/100
自らの矮小さ、冥夜の慈しみにいたたまれなくなった武は逃げだした。なにもかもが狂っている…
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返事、待ってる
第15話「逃亡」
32/50
準備していた武の誕生日祝いは事件で流れた。それでもちゃんと祝いたいと純夏も外出に誘うが、それを知るのは留守電だけだった
好きでこうなったんじゃねえ！
第15話「逃亡」
1/100
逃げなければこっちのまりもは死ななかったかもしれない。だけど好きで逃げたんじゃないと空に吼えた声は風に消えた
まるで子供ね
第15話「逃亡」
18/100
副司令室に夕呼が不在だったことを咎める武。都合の良いタイミングで会えなかっただけのことで騒ぐ武を窘める夕呼
お前だけは
第16話「日記」
11/50
世界中の誰にも忘れられようとも純夏は、純夏だけは憶えていてくれる。武は希望を抱きしめた
勝手に死なないでちょうだい
第16話「日記」
31/100
今の武の半分はまりもから預かった夕呼の教え子である、だから勝手に死ぬなと言う夕呼
わかるよ！
第16話「日記」
95/100
理由を話すにしても、「向こうの世界」のことを話しても純夏にはわからないだろう。断っても食い下がる純夏
捨て鉢
第16話「日記」
28/50
行き先を武は聞かない。自分を確実に消してくれるならどこに行こうが興味無しと、完全に自暴自棄になっている武
守るために必要なこと
第16話「日記」
7/100
歩く災厄と化した自分から純夏を遠ざけるべく、あえて険しい言葉で純夏を突き放しにかかる武
憔悴
第16話「日記」
29/100
誰かと関わると武を認識できなくなるため、行く宛も無く腰をベンチに預ける。心身の疲労からか睡魔が急に襲ってきた
路傍の石
第16話「日記」
31/50
いずれ誰からも認識されなくなる絶望を抱え彷徨う。もはや道端の石ころと変わらない武を、この幼馴染はいとも簡単に見つけ出す
悪あがき
第16話「日記」
18/100
周囲の人々から記憶が失われても、また関係を築いていけばいいと楽観的なことを言う武を、夕呼は即座に否定した
純夏の容態
第16話「日記」
14/100
純夏は面会謝絶で今は眠っている。大手術によって命は取り留めた模様
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