まずはじめに|keyframe card

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純夏が生きていることをまず伝える夕呼。武は純夏が死んだと捉えているだろうから、まずそこから引き上げる

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荷電粒子の奔流はたったの一撃で、射線上にいたBETAも、その奥に聳えていたハイヴ地上構造物も、全てを破壊した

ハイヴ地上構造物は基部を残してそのほとんどが原型を留めぬほど崩壊していた。人類史に名を刻んだと夕呼を評する小沢提督

凄乃皇を灼く光条が、その輝きをさらに増していく。最大出力のレーザー照射に晒された凄乃皇は無事では済まないのでは…？

ラザフォード・フィールドの力に驚く小沢提督を尻目に、人類の反撃開始の幕開けを告げる第四計画総責任者

先頭を進んでいたせいか、急減速をかけるのが遅れてしまった二人は、大量の光線属種の前にその身を晒してしまうこととなった

新たに凄乃皇擱座地点に出現したBETA群は軍団規模の可能性すらあるほど大きい。佐渡島には異形の怪物が無限に溢れている

データリンクで共有された各部隊の情報は、佐渡島の全てのBETAが静止したことを示していた。只々驚くのみ

擱座した凄乃皇を警戒しつつ伊隅大尉の指示を受けるヴァルキリーズ各機。B,C小隊が先行して白銀機の脱出ルートを確保する

最高機密の00ユニットを管制ユニット内に積載している武との通信も音声のみとなっていた