彼らなら|keyframe card

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人類の切り札たる凄乃皇を討たせるわけにはいかない。そのための直掩部隊が白銀武を入れた伊隅ヴァルキリーズなのだ

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純夏を思い出しながら、しなくていいと霞に伝える

今回の昇任は、クーデター事件での目覚ましい活躍、将軍休出作戦成功への貢献が評価された結果であると告げ、訓示を終える司令

式次第は衛士徽章授与に進んだ

指示されたものの返事をするのがやっとの207隊員達

秘匿回線で流されるくぐもった声が、頭の奥底まで強制的に響く。全ての衛士が次善に処置されている後催眠暗示の発動トリガーだ

感情を落ち着かされた武達に興奮剤が投与される。死への恐怖が薄れ、戦闘に入る準備が完了した

207小隊に下された命令は、37番格納庫まで後退し、実弾を運んでくることだった

臆病者でもいいとまりもは言う。怖さを知っていれば死に敏感になって死に難くなるからと

アグレッサーとして参加する衛士は、いずれも実戦経験20回以上のベテラン達

新OSの発案者は本当に武なのかと訊ねるベテラン達。演習中の情報交換は禁止されていると生真面目に返す武を茶化す

上官の質問には答えるものなのだと詰めてくるベテラン。仕方なく自分が新OS発案者だと認める武

赤い世界は続く。誰かが遠くから尋ねてくる。何を聞きたいんだろう…？