帰ってきた|keyframe card

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佐渡が近づく。あの日失われたものを取り戻しに来たのだ

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夕呼の言葉に焦りを覚える武。「向こうの世界」で死んでいなければ大丈夫という話だったのではなかったのか？

武が冥夜を案内したのは“伝説の樹の丘”。たくさんの思い出が生まれたであろうこの場所に来たくなったのだ

白陵学園生徒の白銀武にあるまじき憔悴しきった様子に、今目の前にいる武がまた「向こうの世界」武であることを確信した夕呼

12月16日は武の誕生日。自宅に籠っていても気は晴れないだろうし、誕生日を祝うためにも外出しようという提案をする冥夜

副司令室に夕呼が不在だったことを咎める武。都合の良いタイミングで会えなかっただけのことで騒ぐ武を窘める夕呼

見舞いかと思いきや、お前は私達の軸だ、軸が揺らげば皆不安になると、今の武には辛い言葉が降りかかる

被害者は神宮司まりも。帰宅途中のまりもを襲い、食肉市場内で殺害。遺体は精肉機械に頭部を巻き込まれ凄惨な状態との報道

この先、何か気付いたことがあればすぐに報告に来るようにと指示する夕呼

真摯に向き合ってくれた神宮司先生に感謝を述べる。食事を終えて先生にお辞儀をする生徒。ごくありふれた光景だった

怒髪天を衝く武。純夏もいないこんな地獄に誰が好き好んで来るものかと、獣の如く冥夜に襲い掛かる

逃げなければこっちのまりもは死ななかったかもしれない。だけど好きで逃げたんじゃないと空に吼えた声は風に消えた

できれば直接話したい。でもちゃんと話せるかも不安。電話越しなら…