頼んだわよ|keyframe card

29/50

困難な状況で悠長なことを言ってはいられない。訓練以上のことをやれ、特に武には天才衛士との呼び声に相応しい働きが期待される

Default

Front

Back

X

Y

所有しているカード

純夏は面会謝絶で今は眠っている。大手術によって命は取り留めた模様

あまりの豹変ぶりに詰め寄る武。紫電一閃、その喉元には白刃が煌めいていた

夕呼が鑑家を訪れた目的は、海外にいる純夏の両親に代わって入院に必要なものを回収するためだった

日記の一つを手に取る武。純夏が日記を毎日つけていたのは知っていたが、読むのはこれが初めてだった

武を絶対に忘れない、離さないと純夏はより一層掴みかかる。武の胸に僅かに灯る希望の光

武に関する情報が記憶から抜けてしまった者は、武が誰なのか認識できなくなる

タケルちゃんがプレゼントくれなかった。やくそく、わすれちゃったのかな？サンタさん、やっぱりこないんだ……。

せめて純夏の記憶に残りたいと思っていたが、純夏が生きていてくれるだけでいい。災厄を齎す自分は消えるべきという武

夕呼の推測を聞いて、あの公園で純夏が言いかけたのはこの日記のことだったのだとようやく気付いた武

「昨日、電話したんだよ…」純夏がそう声をかけてきて始まった昨日、武の誕生日のことも日記に書かれていた

買い物に行ったらタケルちゃんに会った。私を避けようとしたので悲しかった。タケルちゃんは嫌がったけど理由を話してもらった

私は絶対にタケルちゃんを忘れるもんか！私がひとりぼっちになんかさせないんだから。ずーっと私はタケルちゃんと一緒だよ！