すまない、先に逝くよ|keyframe card

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BETAどもに群がられ、助かる望みはもはや無し。黙って喰われ、苦痛の内に死ぬのではなく、一匹でも多くの敵を道連れにして

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ラダビノッド司令の訓示から解隊式は始まった。「訓練課程修了、晴れて任官というめでたい日だ」

今回の昇任は、クーデター事件での目覚ましい活躍、将軍休出作戦成功への貢献が評価された結果であると告げ、訓示を終える司令

自身の大事なものを失ったり変わったりするとは思いもしなかったと話す武。武が側にいないことを想像できるか？と純夏に尋ねる

巣立っていったばかりの教え子達を案じる神宮司軍曹。守られていた時間は終わり、兵士として戦場に出る…それで良かったのだと

白陵柊へ登校する道すがら、今朝は武を外からいくら呼んでも気付かれなかったと訴える純夏

独り言ちる神宮司軍曹のもとに集まる新任少尉達。言われ慣れない階級と敬語に一瞬戸惑う。もう教官より階級が上になったのだ

回収した「数式」を夕呼に渡して任務は完了した

祝辞の最後の言葉、「我が心は如何なる時もそなた達と共に在ります」は冥夜に向けられていたと武は感じた

祝辞は、先人達の想いを今を生きる者たちが受け継ぐこと、合力して為すべきを為す正しい道を歩んでほしいというものだった

「前の世界」でもまりもちゃんに鍛え上げられたから今ここにいるんだと、そう明言はできないが、それでも伝えたい感謝の想い

ラダビノッドに帯同している国連軍の大尉が、第207衛士訓練小隊の解隊式の開始を告げた

武だけ昼休みに物理準備室に来るように指示する夕呼。