すまない、先に逝くよ|keyframe card

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BETAどもに群がられ、助かる望みはもはや無し。黙って喰われ、苦痛の内に死ぬのではなく、一匹でも多くの敵を道連れにして

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最も気がかりなのは武が辛そうなこと。どうすれば彼に元気になってもらえるのか。難局に思わず息が漏れる

自らの矮小さ、冥夜の慈しみにいたたまれなくなった武は逃げだした。なにもかもが狂っている…

副司令室に夕呼が不在だったことを咎める武。都合の良いタイミングで会えなかっただけのことで騒ぐ武を窘める夕呼

生有る者たちには、殉じていった者達の死を活かす義務がある、お前は自らの意志でその立場にいるのだと諭す冥夜

なぜこんなことに…？オレが未来を変えたせいで彼女は死んだというのか…？

戸を叩いたのは冥夜。こんなオレに何の用だ…？

か弱き存在にまで危害を加えかねない武を止めたのは夕呼。帰りたければ最初から自分のところに来いと

明日、一緒にどこかへ出かけないかと誘う冥夜。彼女もまた翌日12月16日を重視していた

闇に沈む部屋に響く音。今の武には来訪者が戸を叩く音すら恐ろしい

「数式」を渡し終えたのだから用件は済んでいるはず。今度は夕呼自身を連れて行くのかと冗談めかして尋ねる

夕呼の言葉に焦りを覚える武。「向こうの世界」で死んでいなければ大丈夫という話だったのではなかったのか？

夕呼に頼り切りなことを指摘される武。死を振り撒く存在を前に恐怖を感じない超人とでも思っているのではないかと