再びの静寂|keyframe card

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茜が去って再び静まりかえるPX。ここからは武一人の弔いの時間

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純夏の弾ける笑顔を愛おしむ武。また武の様子がいつもと異なることに純夏は気付いたが、その思考は闖入者によって霧散した

事件のことを話す武は、とかく自分がまりもの死の原因であるように語る。それに危うさを感じた冥夜は武の心を救いたいと焦る

武が来たことで「この世界」のまりもが死んだ。見捨てて逃げてきたことへの罰だとでもいうのか…

まりも以外に死んでいないか問う夕呼。「向こう」で死んだ情報が無ければ、武が原因で「こっち」で死ぬことは無い

なぜこんなことに…？オレが未来を変えたせいで彼女は死んだというのか…？

武は自分で強くなってまりもの死を乗り越えるしかない。そうエールを送って夕呼は去っていった

とにかく距離の近いこの幼馴染は、起こし方もゼロ距離インファイトスタイル。オレはずっとこの笑顔と共に在ったのだ

夕呼の言葉に焦りを覚える武。「向こうの世界」で死んでいなければ大丈夫という話だったのではなかったのか？

尋問を終えた武は、薬剤の影響によって己の足で立ち上がることもできず、衛生兵に自室へと運ばれていった

12月16日は武の誕生日。自宅に籠っていても気は晴れないだろうし、誕生日を祝うためにも外出しようという提案をする冥夜

今朝は余裕をもって登校。いつも遅刻ギリギリの３人（主に武のせい）が普通の時間に来ていることに驚く千鶴

向こうの世界の人間の記憶と武自身の意志のみが武の実体化を繋ぎ止める。それらが揺らいだ時、武の存在は消滅するかもしれない