オリジナルハイヴ攻略に向けて|keyframe card

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甲20号目標攻略を完璧に成功させること。それが甲1号目標、オリジナルハイヴ攻略を実行に移すための必須条件

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再び動きを止めたBETA。何かに導かれるように一斉に向きを変える。それはついさっき見たのと同じ光景だった

「長いようで短かった2年でした。副司令の下、人類の未来に貢献するという、栄誉ある任務に従事させて戴いたことに感謝します」

柏木少尉が命を賭して護った凄乃皇に火が入り、自爆へと至るムアコック・レヒテ機関臨界点到達までのカウントダウンが始まった

伊隅大尉の準備完了の報せに一瞬気が緩み、動きが止まった柏木機に吹き荒れる破壊の嵐

元207B分隊の面々も、みちるはそれぞれに言葉を贈った

伊隅大尉の犠牲は、人間の命だけではなくオルタネイティヴⅣをも守る。甲21号作戦の失敗は夕呼達を窮地に立たせていたはず

柏木機爆発の衝撃が凄乃皇を揺さぶる。より切迫する状況を体に感じ、作業を急ぐ伊隅大尉

「だが、私は私でいいと気付いて、やっと心から姉に向き合えるようになったんだ。達者でやれ」

新任衛士とは思えない活躍の武。みちるが施してくれた催眠療法の効果と思っていた武だったが、実はただの安静プログラムだった

夕呼は帝国軍側の思い遣りと言うが、夕呼がみちるの素性を明かさなければ照会もできない。多くのリスクを負ってまでの配慮なのだ

特殊任務を預かるA-01部隊の指揮官としてやらねばならないことがある

伊隅大尉との別れを、他の隊員達と別にしていた武を気にかける冥夜。その武の胸中には人類を頼むという伊隅の言葉が響いていた