国連本部の鈍化|keyframe card

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国連本部の動きが鈍くなっていた。オルタネイティヴⅤ推進派が、甲21号作戦は実質G弾で決着したも同然と大はしゃぎ中

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凄乃皇爆破の影響が収まり次第、武が戦術機で横浜基地まで00ユニットを移送。佐渡島ハイヴが消失することで空路が使える

伊隅大尉は最良の可能性を秘めた未来を選んだ。その彼女のためにしてあげられることがある

作戦旗艦・最上に降り立った武機。00ユニット回収はここに果たされた

食事の後、晴子の私物整理を済ませた茜。第207衛士訓練小隊A分隊の同期達は皆先に逝ってしまった

「人を思いやり、和を重んじる貴様は立派だと思う。だが、注目されると委縮してしまう。少し我儘を言うくらいがちょうどいい」

純夏が落ち着いて一安心の武。純夏に再び休息を促す。佐渡島での疲労もまだ癒えていないはず

今為すべきことを全て終え、心は穏やかに澄み渡っていた

伊隅大尉の準備完了の報せに一瞬気が緩み、動きが止まった柏木機に吹き荒れる破壊の嵐

己の命で一人でも多くの同胞を救うのだと、あがきにあがいた駒木だったが、弾も尽き、最期の時が来たことを覚悟した

荷物は重いのかと彩峰に尋ねられ、肯定を返す武。自らにとっても世界にとってもその重さは果てしない

擱座した凄乃皇を警戒しつつ伊隅大尉の指示を受けるヴァルキリーズ各機。B,C小隊が先行して白銀機の脱出ルートを確保する

冥夜「大尉、ご武運を！」晴子「お先に失礼します、大尉！」武「最上で待ってます！」伊隅「頼んだぞ、さあ行け！」