文句ありません！|keyframe card

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伊隅大尉がいなくとも伊隅ヴァルキリーズの隊名は変えないと宣言する速瀬中尉に賛同する精鋭達

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死にたくなかった。でも何もできなかった。失禁しながら泣き喚くだけのただの臆病者だったと己を卑下する武

なぜこんなことに…？オレが未来を変えたせいで彼女は死んだというのか…？

闇に沈む部屋に響く音。今の武には来訪者が戸を叩く音すら恐ろしい

全てを投げ捨てて安息の地へ戻ってきた。もうあんな思いはしなくていいんだ…

今朝は余裕をもって登校。いつも遅刻ギリギリの３人（主に武のせい）が普通の時間に来ていることに驚く千鶴

最も気がかりなのは武が辛そうなこと。どうすれば彼に元気になってもらえるのか。難局に思わず息が漏れる

まりもの死の悲しみに暮れる純夏。毎日欠かさず付けている日記が手に付かないほどに、ただ泣くことしかできなかった

子供が遊ぶ公園が夕暮れに染まる。世界の異物たる武以外の人たちは、そろそろ家路に着き始める頃だろう

武は純夏に「向こうの世界」でのことを語った。話はあの「XM3トライアル演習」のことに差し掛かっていた

周囲の人々から記憶が失われても、また関係を築いていけばいいと楽観的なことを言う武を、夕呼は即座に否定した

昨日電話したのになぜ連絡してくれなかったのかと尋ねる純夏。純夏にも記憶喪失が起きることを恐れ、遠ざけようとする武

落下した鉄骨が僅かでもずれていたら、純夏は即死だったという。