毎朝の日課だったはず|keyframe card

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武を毎朝起こしてあげていたのは自分だったはず…。霞の名を呼んだ武に自らの記憶は夢だったのかと訝しむ純夏

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最後の文化祭。フォークダンスはタケルちゃんと踊れてよかった。　タケルちゃんが白陵行くって言い出した。そんなの無理だよ～

心のウチで純夏に今生の別れを告げる武。その様子を見ていた夕呼は因果流出が起こった3人についての考察を述べ始めた

武は純夏に「向こうの世界」でのことを語った。話はあの「XM3トライアル演習」のことに差し掛かっていた

日記の一つを手に取る武。純夏が日記を毎日つけていたのは知っていたが、読むのはこれが初めてだった

怒りの矛先は霞にまで及ぼうとしていた。武には霞までも「この世界」に繋ぎとめようとする悪しきモノに見えていた

白陵学園生徒の白銀武にあるまじき憔悴しきった様子に、今目の前にいる武がまた「向こうの世界」武であることを確信した夕呼

もう戻ることはできない。見捨てて逃げ出したことへの罰を受け続けて生きてゆかねばならない重圧が、武の方の肩にのしかかる

地を見つめたまま動かない武の背中から恩師の声がかかる。落ち着いたのかと。それに邪険に答える武

逆恨みで殴られるかもしれないと身構えていた武を、一転誉めそやすベテラン達。新OSを考え出したお前の脳ミソは最高だと

薬剤で死の恐怖が薄れBETAと戦う気でいた武は、もう少し待てば実弾が運ばれてくるのだから後退したくないと食い下がる

後ろ髪を引かれつつも、やれるのは普段通りに接することのみと去ってゆく仲間達。神宮司“教官”には彼に伝えるべき言葉があった

午後の演習が開始された。午前とは編成を変え、武の小隊は千鶴と冥夜とで参加していた