急拵え|keyframe card

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武に持たせていたバッグの中身は、夕呼が手持ちの資材をやりくりして作った転送装置だった。意外なチープさに驚く武

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所有しているカード

凄乃皇が放った希望の光とはまったく異質な輝き、人が触れてはならないものを戦場にいる人々はそれをただ眺めるほかなかった

「だが、私は私でいいと気付いて、やっと心から姉に向き合えるようになったんだ。達者でやれ」

「右舷高角砲全損、砲員全滅！」「第三砲塔被弾、損害無し！」「艦尾飛行甲板火災発生！」「機関異常無し！」

みちるとの別れの時が来た。まだこの後に他の隊員達が順番を待っているのだ

夕呼は帝国軍側の思い遣りと言うが、夕呼がみちるの素性を明かさなければ照会もできない。多くのリスクを負ってまでの配慮なのだ

自爆処理作業は済んでいてあと10分待つだけの状態。そんなみちるに夕呼は部下のとの交信許可を与えた

任務の機密さゆえに交信は部下とのみ。それでも私的な会話を許されること自体に驚かざるを得ない

00ユニットが武の恋人であることを見抜いていたみちる。驚きを禁じ得ない武

退路維持中の第九九九懲罰大隊に伊隅大尉を救助させる対処を提案する小沢提督。それを遮る伊隅大尉

このままでは佐渡島ハイヴは残り、 BETAは本土へ向かう。それを避けるためにムアコック・レヒテ機関を直ちに起動させる

「涼宮。貴様の存在が部隊に与える安心感はとても大きい。部隊を…頼む」

夕呼の待つ通信室にて、00ユニットをメンテナンス装置に接続したことを報告する武。軽く労う夕呼