悲喜交交|keyframe card

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決して諦めず想ってくれることへの喜び。純夏を守るためには拒絶するしかない悲しみ。今すぐ振り返りたい衝動に駆られる武

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寂寞の眠りのなか温かさを感じて目覚めると、そこには拒絶して遠ざけたはずの幼馴染が、いつもの微笑みを湛えてそこにいた

全てを隠密裏に済ませることはできなかった。夕呼はこの後捕まってしまうだろう。それでも武の決意は揺らがない。泣くのは最後だ

同期達は特に心配している。だからこそ何事もなく振舞うのが衛士の流儀だと鼓舞する水月の言葉を、武は心の奥深くに刻んだ

敵本隊へ突撃するB小隊に随伴するC小隊。A小隊は突撃級集団掃討の仕上げにかかる

BETA群の真っ只中で孤立しようとも光線属種の撃破が優先だと念押しするものの、武が自棄になっていないことは見えていた

BETA群の真っ只中で孤立しようとも光線属種の撃破が優先だと念押しするものの、武が自棄になっていないことは見えていた

護衛対象と自分も守り切ってこそ一人前。命を捨てる行いは尊いが、より多くのメリットに昇華できる時を見極めなければならない

「貴様の能力は決して誰に劣るものでもない。一人で全てを背負い込む必要はない」

「貴様の明るさは部隊の財産だ。ただマイペース過ぎる。時には人の話をじっくり聞くことも重要だぞ」

霞が観測した純夏の精神は安定していた。純夏は武が他の女性を好きになったと怖がっていた。武には心当たりのないことだが…

たくさんの買い物袋を抱えたちるにゃん。声をかけると、慌てふためいてしまった。どうやら秘密の買い物だったらしい。

ちるにゃんとの初対面。真面目で面倒見が良さそうな印象を受ける。