撃震、出撃──！！|keyframe card

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護国の思いをのせて──飛翔べっ、撃震！

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追ってくる１機は冥夜機が引き付け、姿の見えない1機は武機が警戒、千鶴は睨み合う１機を抑えつつ連携可能な位置に移動する

新OSの性能と実戦を経験した己の力量を、ベテラン達相手に試すことに武者震いする武。OSには新たにナビ音声が追加されていた

大切なものがこわれた。なぜこんなことに？何もわからない。大きな声が出た。目の前が真っ暗になった

生存のためとはいえ、人間の意思や感情を制御する技術が当然の如く使われる。種の存亡のかかる戦争が齎した闇の一つである

臆病者でもいいとまりもは言う。怖さを知っていれば死に敏感になって死に難くなるからと

興奮剤が効きすぎたためか、武は尋常ならぬ高揚感に支配された。「英雄白銀少尉の復活だぜ！」

憎悪と殺意のみが彼を動かす。敵は不死身の怪物。狂気の舞は熱く激しく。「地球から出ていけッ！人間を――返せぇぇぇッ！！」

武達の機体に搭載された概念実証型OSと、その量産試作型であるXM3との比較試験が演習の目的であると説明を始める神宮司軍曹

武を訪ねてきたベテラン衛士は、武に同行するよう求めてきた。何やら良からぬ雰囲気を漂わせている

まだこんなところでは死ねないと焦る武。機体は操作に反応せず、動力も落ち、コクピットは漆黒に染まった

演習参加の各小隊には、武が新OSの考案者であり、A207小隊は開発部隊であると通達されている

思った以上に苦戦した、どうせならもっと圧勝したかったと軽口を叩く武。そんな武をすごいと褒める美琴