まずはじめに|keyframe card

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純夏が生きていることをまず伝える夕呼。武は純夏が死んだと捉えているだろうから、まずそこから引き上げる

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ならば夕食を一緒にと誘われ、彩峰に至っては返事を待たずに決定と言い出す。夜にも予定があると断る武に、ご機嫌ナナメな二人

オルタネイティヴⅢで得られた、BETAは人類を生命体を認識していないことを踏まえて計画されたのがオルタネイティヴⅣである

BETAに生命体と認識され得る唯一の存在、00ユニットを作ることが計画の子。それに最適な素体の発見はまさに僥倖だった

人間は存在すべき器官や機能が無くなると、最終的に「人間としての部分」が死ぬ。00ユニットが人間の姿をしている理由である

00ユニットの量子電導脳に純夏の人格を移植する段階で、大きな問題が発生して計画は行き詰まってしまっていた

一週間後の運用評価試験までに00ユニットを実用レベルに仕上げる。武は暗中模索のまま00ユニットの調整室へ向かった

霞が純夏と同じ、「あーん」のポーズをしていたことがあったが、それは「元の世界」での武の記憶から読み取った思い出だった

BETAに捕えられた記憶、凌辱の記憶、様々な記憶が脳裏を駆け巡る。あのとき一緒にいたあの人の声がまた聞こえる…

頭の痛みが増したのか更に暴れ出す純夏。武を手を振り払い痛みに悶える

憎悪ではなく悲しみがそこにはあった。武の手を濡らす純夏の涙。いなくなったのはなぜかと目の前にいる武に問いかける

もっと直接的に煽る夕呼。人殺しは怖い？自分の手は汚せない？それでも武は銃口を下した

この世界の純夏に止めを刺した夕呼に、純夏への想いはその程度なのかと言い放つ夕呼に、その通りだったと認める武