妹は大丈夫|keyframe card

29/50

もう一つの良い報せがある。帝国陸軍第133連隊所属、伊隅あきら少尉は生還。負傷無し。また一つ心配事が消え、胸を撫で下ろす

Default

Front

Back

X

Y

所有しているカード

冥夜の命は何のために在るのか…。武はその答えを、かの姉妹の他に唯一知り得ていた

自己紹介が済んでいなかった先任達と挨拶を交わす。C小隊の風間祷子少尉、涼宮茜少尉、柏木晴子少尉に、A小隊の臼杵咲良少尉

伊隅大尉の号令一下、戦乙女達が隊規を斉唱していく

感情が顔に出てしまっていた。直情型は嫌いではないが、そのままでは誰かの手駒で一生が終わると、煽り気味に忠告する夕呼

世界転移理論が実証されて「こっちの世界」の夕呼が舞い上がることまで計算の上で、先を予測できないように資料を改竄していた

先任達に着任の敬礼を送る武。まずは配属前に就いていた香月副司令の特殊任務についてねぎらいの言葉がかけられた

武には「前の世界」での記憶があるものの不完全だった。記憶がおぼろげなのもループの終点が死亡であることも要因かもしれない

武が一度は逃げ出し、また帰ってくることも夕呼は想定済みだった。そのことに驚きと腹立たしさを覚え、思わず睨みつけてしまう武

武を呼び止めたのは速瀬中尉だった。神宮司軍曹の死をかなり気にしていると聞いて様子を見に来た様子

ヴァルキリーズ隊員は皆、神宮司軍曹の教え子達。武と同じように責任を感じているという

続いての紹介は速瀬水月中尉。“ヴァルキリーズ”に男が配属されるなんでぶち壊しもいいところと、さっそくイジられたじろぐ武

00ユニットが純夏の姿をしていた理由を考える武。なぜそんなことをする必要があるのか…？