ループを繰り返しても成功の保証はない|keyframe card

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武が冥夜とのビジョンを思い浮かべず、伊隅大尉達が死ななかったとしたら、武が死んだ未来もあったかもしれない

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開式の辞と同じく、司令帯同の大尉による閉式の辞が述べられ、解隊式は終了した

巣立っていったばかりの教え子達を案じる神宮司軍曹。守られていた時間は終わり、兵士として戦場に出る…それで良かったのだと

「向こうの世界」の武の状態が「この世界」の武に同一化されていることに興味津々な夕呼。帰すのが惜しいと妖しく囁く

今回の昇任は、クーデター事件での目覚ましい活躍、将軍休出作戦成功への貢献が評価された結果であると告げ、訓示を終える司令

式次第は衛士徽章授与に進んだ

「この世界」に来てすぐの頃のように武の口を衝いた「まりもちゃん」。優しく諭すまりもの笑顔は全てを包み込むかのようで…

「だが、それと同じくらい重要なものがある。それは勝利を信じる心だ。今、地球人類はその歴史上初めて絆によって結ばれている」

「我々のそれとが同じであることを確信している。人類防衛の前衛たる栄誉と責任を噛み締め、」

美琴も普段と変わらず堂々とした様子で衛士徽章を受け取った

クーデター事件後の武は「特殊任務」に赴いていた体。数日ぶりの再会。彩峰も来たが千鶴と同じくいささか元気のない様子

「前の世界」で武たちに「オルタネイティヴ５」発動を告げたのはラダビノッド司令だった。その記憶が武の心臓に早鐘を打たせる

武が側にいないのはイヤだと話す純夏。純夏がいなかったらどうかと尋ねられた武は、それは考えられないと断言する。